ベトナムで幼稚園・小学校給食を支援するプログラム「Smiles & Health for Children」第4期を2026年7月より開始
~支援先の教員や保護者代表が共に学びあう「スタディツアー」初開催~
森永乳業は、ベトナムにおける子どもたちの健康・栄養改善への貢献を目的に、2023年5月より当社独自の給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始し、このたび、第3期の取組みを完了いたしました。そして、2026年7月より引き続き国際NGOプラン・インターナショナル※1とともに、第4期プログラムを開始いたします。第4期プログラムにおいても、支援地域を引き続きライチャウ省とし、子ども、教員および保健・調理スタッフ、保護者および、地域コミュニティの住民を対象に活動します。さらに第3期で支援した対象校の教職員や保護者代表が、第4期で支援予定の対象校の教職員・保護者代表と経験や意見の交換を行い、共に学びあう「スタディツアー」を初めて実施予定です。
また、第1期・第2期・第3期の支援先幼稚園7園小学校1校についても、引き続き子どもたちの健康・栄養状態やスタッフの栄養・衛生に関する知識やスキルのモニタリングやフォローアップを行ってまいります。なお、当プログラムによるこれまでの支援対象者数については、子ども900名以上、教員および保健・調理スタッフ130名以上、保護者800名以上にのぼります。
支援の背景
「Smiles & Health for Children」第3、4期プログラムの事業地となるライチャウ省は、首都ハノイから車で8時間の距離に位置する中国との国境に近い山岳地域で、貧困率は24%※2と高く、栄養不良の子どもの割合が多いことも報告されています。また、当事業地では、小学校・幼稚園の調理施設の衛生環境や栄養に関する知識に課題があると言われており、調理施設の改善と栄養啓発のハード・ソフトの両面から、子どもたちの健康・栄養状態の改善が求められています。
当社は、森永乳業グループ10 年ビジョンにおいて 2029 年3月期までに「海外売上高比率15%以上」の達成を目標にしています。ベトナムは、生産・販売拠点を設け、海外事業においても注力する国の1つです。また、サステナビリティ中長期計画2030で掲げるテーマの一つ 「食とウェルビーイング」における「森永乳業グループならではの独自素材を活かした商品やサービスを通じて、あらゆる世代のウェルビーイング向上に貢献する」という目標を実現すべく、健康・栄養・幸せな生活に貢献したいと考えています。
当社は、2023年5月より、ベトナムのトアンザオ郡トアンザオ地域開発プログラムにおいて子どもたちの健康・栄養状態の改善に向けて給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始し、継続してベトナムの幼稚園における給食提供の基盤整備と、教員や保健スタッフの栄養・衛生に関する知識向上やスキル強化に取り組んでいます。
2025年7月からはプラン・インターナショナルの協力を得て、これまでの知見を活用すると共に、支援対象地域をこれまでの対象地域であるディエンビエン省からライチャウ省へ拡大し、対象年齢範囲を幼稚園から小学校へ拡大することで、当社の事業展開国ベトナムにおける貢献を継続してまいります。
※1 プラン・インターナショナルは、世界80カ国以上で活動を展開する国連に公認・登録された国際NGOで、世界の子どもや女の子たちの不平等の解決に取り組んでいます。日本事務所である公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンは1983年に設立されました。
※2 出典:ライチャウ省2023年度世帯調査
森永乳業グループとベトナムとの関わり
・2010年からベトナム現地代理店であるLe May Production, Trading and Service Company Limited(Le May社)を
通じて育児用ミルクの輸出を開始
・ 2021年6月にベトナム市場での販売強化を目指し、Elovi Vietnam Joint Stock Company(Elovi社)を完全子会社化し、2022年11月には森永乳業ブランド商品の現地製造および販売を開始。
・2023年に森永乳業がLe May社と合弁会社を設立。Morinaga Le May Vietnam Joint Stock Company(Morinaga Le May社)を子会社化することを目的とした株式譲渡/引受契約、株主間契約を締結。
・2024年3月に、グループのさらなる一体感醸成のため、Elovi社の社名をMorinaga Nutritional Foods Vietnam Joint Stock Companyに変更。