~第一回テーマは「なぜ『優しい人』ほど、先に疲れてしまうのか」― 感情労働とバーンアウトを行動科学の視点から解き明かす~
株式会社EEFULホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:森山穂貴)が運営する介護情報ポータルサイト「EEFUL DB (https://eeful-db.com)」は、2026年2月19日より、新連載企画「行動科学から考える介護の現場」をスタートいたします。
本連載は、介護現場で日常的に起きている「感情の摩耗」「人間関係のすれ違い」「チームの事故」「利用者との葛藤」といった出来事を、個人の性格や努力の問題として片付けるのではなく、行動科学・社会心理学の理論をもとに構造的に読み解くシリーズです。
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介護現場の日常的な出来事を行動科学・社会心理学の理論をもとに読み解く【行動科学から考える介護の現場】
介護職の離職理由として常に上位に挙げられるのが「人間関係」と「精神的負担」です。
しかし、その多くは、
- 「自分が弱いのではないか」- 「自分の努力が足りないのではないか」
と、個人の内側の問題として抱え込まれてきました。
本連載では、そうした悩みの背景にある「認知バイアス」「感情労働」「集団心理」などの構造を明らかにし、問題は“あなたの弱さ”ではなく、“人が集まるときに必ず起きる心理の仕組み”にある、
という視点を提示します。
「なぜ『優しい人』ほど、先に疲れてしまうのか」というテーマを前後編で掘り下げます。
【前編】(2月19日公開)
― 介護現場をすり減らす“感情労働”とバーンアウト
介護は肉体労働であると同時に、「感情労働」です。
利用者や家族の感情を受け止め、自分の感情を整えながら働く行為は、目に見えないエネルギーを消費します。
前編では、社会学者アーリー・ラッセル・ホックシールドが提唱した「感情労働」理論、そして心理学者マスラックらによる「バーンアウト研究」をもとに、なぜ誠実で優しい人ほど心をすり減らしてしまうのかを解説します。
続く後編(2月26日公開予定)では、「心を守る4つの実践スキル」を紹介予定です。
- 職場の人間関係をこじらせる認知バイアス- 事故を招く集団心理(傍観者効果・グループシンク)- 高齢者の拒絶行動の心理- 認知症ケアとアンコンシャス・バイアス- 孤独と寿命の関係- 老いへの恐怖と介護の社会的価値
本連載は、単なる知識提供ではありません。
介護に関わるすべての人が、
- 「自分のせいではなかった」と安心できること- 明日から現場で使える視点を持てること- 介護という仕事の価値を再確認できること
を目指しています。
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超高齢社会を支える持続可能なケアシステムの創造を目指し、前身である株式会社emomeを2023年に設立。介護事業の運営・プロデュースに加え、映像を活用したレクリエーション事業「シニアカレッジ」など、介護事業所の魅力を高める取り組みを二本柱として展開。基幹戦略「CCRCC(Continuing Caring Retirement Communal City)」は、「既存の街を壊さず、足りない部分だけをソフトサービスで補い、高齢期になっても暮らし慣れた地域で安心して生き続けられる環境を整える」という発想から生まれた“未来都市”構想です。この戦略の実現に向け、エリアドミナント戦略とクロスセル戦略を組み合わせ、介護事業所のM&Aやロールアップを推進。さらに、介護前のアクティブシニア層を対象としたコミュニティ事業も視野に入れ、地域に根ざした包括的なケアインフラの構築を目指す。2025年11月に株式会社EEFULホールディングスに社名変更し、「介護を、未来を支える次の産業へ」というビジョンの実現を加速させてまいります。
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