~「タダカヨ生成AI研究所」所長 川上洋平のコメントも公開。AI活用で現場の負担軽減とケアの質向上へ~
介護従事者のIT/デジタル活用を支援する特定非営利活動法人タダカヨ(理事長:佐藤 拡史、以下 タダカヨ)のメンバーである「東川信一」「吉崎ちほ」「金澤 幸一」の3名は、2025年11月に開催された「第19回 日本介護支援専門員協会 20周年記念全国大会」に登壇し、生成AIを活用したケアマネジメント業務の実践事例を発表いたしました。
本発表は、急速に普及する「生成AI」を介護現場で安全かつ効果的に活用する先進事例として大きな反響を呼びました。タダカヨは、社内ラボ「生成AI研究所」を中心に、介護業界におけるAI活用のスタンダード構築と普及を推進してまいります。
また、本発表の反響を受け、2026年2月22日(日)に発表内容の再演および資料作成の裏側を公開する無料オンラインイベントを開催いたします。
■ 発表の背景と概要
少子高齢化による人材不足が深刻化する中、介護現場における業務効率化は喫緊の課題です。特に対人援助職であるケアマネジャーにとって、記録や計画書作成などの事務負担は大きくのしかかっています。 こうした課題に対し、タダカヨで活動する現役ケアマネジャーらが、生成AI(ChatGPT等)を用いた具体的かつ実践的な解決策を全国大会の場で提言しました。
■ 登壇者プロフィールと発表ハイライト
当日は以下の3名が登壇し、現場目線でのリアルな活用術と成果を発表しました。
【演題】ChatGPTはケアマネジャーの右腕になるのか? ~現場での実践から見えた可能性と3つの壁~
1. 東川 信一 (主任介護支援専門員 / 介護福祉士 / スマート介護士Expert)
発表概要
ケアマネ有志による勉強会「ならケアマネ支援ネット」での実践報告。生成AI活用により、ケアプラン原案作成やモニタリング記録等の業務時間が大幅に短縮される「可能性(光)」を確認しました。一方で、現場導入には「技術・倫理・心理」という3つの壁が存在することを指摘。オンライン技術だけでなく、あえてアナログな「対面相談」を組み合わせ、安心して失敗・質問できる「コミュニティ」の存在こそが、AIを「右腕」にするための土台であると結論付けました。
【本人コメント】
「会場からの熱気と、生成AIへの期待の高さを肌で感じました。コメンテーターの厚生労働省 吉田課長よりいただいた『普段大事にしていることを守るために技術を使う。その順番を間違えてはいけない』という総評は、私たちが提唱してきた理念の正しさを証明するものでした。今後も誰もがICTを使いこなせる未来を目指して活動を続けます」
【演題】CADLとAI活用によるケアプラン作成の可能性
2. 吉崎 ちほ (ケアプランセンターうぐいすの里 / 介護支援専門員 / 主任介護支援専門員)
発表概要
CADL(文化的日常生活行為)とAIツール「NotebookLM」を掛け合わせ、利用者の「本人らしさ」を尊重するケアプラン作成手法を提示しました。従来の機能維持中心のケアから、個人の価値観や意欲に寄り添うケアへの転換を提唱。言語化が難しいアセスメント情報をAIが整理支援することで、専門職の価値を増幅させ、より質の高い支援を実現する未来像を描きました。
【本人コメント】
「AIは単なるツールですが、そこから生まれた対話や縁こそが、より良いケアを支える力になると確信しています。今後も利用者が望む『自分らしい暮らし』を支えるため、AI活用と対人の両輪で研鑽を続けてまいります」
【演題】生成AI活用によるケアマネジメント業務の効率化 ~モニタリング記録・会議録作成の省力化に向けて~
3. 金澤 幸一 (care++ solutions 代表 / 介護支援専門員 / 介護ITインストラクター / 産業ケアマネ3級)
発表概要
負担の大きい「モニタリング記録」「担当者会議録」の作成に対し、プロンプト設計済みのChatGPTs(カスタムGPT)を用いた運用モデルを提示。【音声入力/メモ → GPTで下書き生成 → 専門職による修正・完成】というフローを確立し、記録作成時間の20%以上削減、表現のバラつき低減を実現しました。AIを「判断の代替」ではなく「整理・叩き台作成のパートナー」と位置づけ、利用者と向き合う時間を最大化する「役割の再定義」を提起しました。
【本人コメント】
「生成AIは専門性を奪うものではなく、反復作業を支援し、『人にしかできない業務』に時間を戻すための手段です。今回は『AIに学習させない設定』や匿名化など、安全な運用ルールもセットで提案しました。現場の実践知を積み上げ、ケアマネジャーが働きやすい環境づくりに貢献していきます」
■ タダカヨ生成AI研究所について
タダカヨでは、介護従事者が楽しみながらAIスキルを習得できるコミュニティ「タダカヨ生成AI研究所」を運営しています。
【所長コメント】
「介護現場にAIは合わない」という声はいまだ少なくありません。しかし、当研究所の実践により、現場の実践知と生成AIを組み合わせることで、ケアの質向上と負担軽減は両立できることが証明されつつあります。 当研究所が目指すのは、単なるツール導入ではありません。事務作業や整理業務の一部をAIに任せ、介護職員が「人による支援、対話、専門的判断」に集中できる環境をつくることです。 個人情報を扱う介護分野だからこそ、「匿名化」や「利用範囲の明確化」など、安全性と倫理性に配慮した運用を重視しています。今後も現場での検証を重ね、生成AI活用が特別なことではなく、介護現場の“新しいスタンダード”として定着するよう発信を続けてまいります。
NPO法人タダカヨ 生成AI研究所
所長:川上 洋平 (介護支援専門員 / 主任介護支援専門員 / スマート介護士Expert)
■ メディア掲載と今後の広がり
本発表をきっかけに、タダカヨの取り組みは業界内外へ波及しています。
専門誌掲載
『月刊ケアマネジメント』(環境新聞社)2025年12月号・2026年1月号にて2ヶ月連続特集。AIを用いたケアプラン深化や事務効率化について掲載されました。
次大会への選出
東川氏の発表内容は、2026年近畿ブロック介護支援専門員研究大会(奈良大会)での発表が正式決定いたしました。
オンラインイベントの実施
全国大会での反響を受け、登壇メンバーによる「再演発表」および、AIを駆使した資料制作の舞台裏を公開するイベントを開催いたします。 現地で聞き逃した方、最新のAI活用に関心のある方はぜひご参加ください。
イベント名: タダカヨ研究発表会(オンライン)
内容:全国大会・日本介護学会等での注目演題のライブ発表、
AIを活用した抄録・スライド作成の舞台裏公開(「タダスク」特別講座)
日時: 2026年2月22日(日)
参加費: 無料
申込方法: 下記URLより「2月のイベント」を選択してフォームにてお申し込みください。
URL:
https://mmky310.info/tadasc-mini-2-2/
■ 法人概要・お問い合わせ 特定非営利活動法人タダカヨ
「介護現場のIT格差をなくし、テクノロジーの恩恵をすべての高齢者・介護従事者に届ける」ことをミッションに活動しています。
代表理事:佐藤 拡史
所在地:〒143-0014 東京都大田区大森中2-1-20-1001
URL:
https://tadakayo.jp/
事業内容:介護従事者向けIT支援、無料ITツールの普及、デジタルスキル研修など
【本件に関するお問い合わせ】
NPO法人タダカヨ 事務局
Email:info@tadakayo.jp
【ご寄付・協業のお願い】
タダカヨの活動は、皆様からのご支援によって支えられています。 自治体・企業様との実証実験や研修事業も積極的に行っておりますので、お気軽にご相談ください。
プレスリリース提供:PR TIMES
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