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ABEJA、SOMPOグループが提供する新たな介護特化型生成AIソリューションの機能構築を支援|保険ニュース

ABEJA、SOMPOグループが提供する新たな介護特化型生成AIソリューションの機能構築を支援


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10628/199/10628-199-1e2aacf1231baab6720678187bc11cfd-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、SOMPOホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、グループCEO取締役代表執行役社長:奥村 幹夫、以下「SOMPOホールディングス」)が実証実験を実施し、SOMPOグループとして新たに提供を開始する、介護現場における排泄ケア業務のDXを目的とした介護特化型生成AI「教えて!排泄ケア」の機能の構築を支援したことをお知らせいたします。
 「教えて!排泄ケア」は、SOMPOグループがQOL(生活の質)およびケアの質の向上、介護職員のスキルアップ、業務効率化を目的として開発した新たな介護特化型生成AIソリューション「教えて!KAiGO」の一環となるサービスです。介護現場で最も負担の大きい業務の一つである排泄ケアを支援し、排泄ケア業務のDXを推進し、介護記録業務における情報入力の負担軽減と蓄積されたデータの汎用的な利活用の実現を目指します。ABEJAは、SOMPOグループと共に、介護業界におけるさらなるDXを推進するとともに利用者および介護職員の双方に質の高いサービスを提供できるよう、貢献してまいります。

 ■ 背景
 ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJAは、2012年の創業時よりディープラーニング、2018年からLLM、2019年から量子コンピューティングなどの前衛的研究開発を積極的に行っており、随時、研究開発の成果をABEJA Platformに搭載しております。

 近年日本では介護人材の不足が深刻化しており、限られた人員配置で高齢者の幅広いケアに対応せざるを得ない状況にあります。そのため介護事業所の経営安定化においては、介護業務の効率化に加え、利用者のQOLとケアの質の向上の両立が喫緊の課題となっています。
 このような課題に対応するため、SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 鷲見 隆充、以下「SOMPOケア」)が有する介護現場の知見を生成AIに反映させた生成AIソリューション「教えて!KAiGO」が開発されました。
 「教えて!KAiGO」は、介護サービスの利用者のQOLとケアの質の向上、介護現場の労働環境改善、業務負荷の削減を目指した多様な生成AIソリューションの集合体であり、このたびABEJAが構築を支援した「教えて!排泄ケア」は、「教えて!KAiGO」シリーズの第一弾となるものです。

 ■ 「教えて!排泄ケア」の概要 
 「教えて!排泄ケア」は、多くの介護職員が特に現場負荷が高いと感じている排泄ケア領域に特化したサービスです。
 SOMPOケアが有するケアに関するマニュアル、介護事例、文献に加え、現場調査やインタビューを通じて言語化が難しい暗黙知も反映させたことで、経験豊かなベテラン職員のように思考するサービスの開発を実現しています。

 「教えて!排泄ケア」は、体調の変化やどういうケアをすべきかなどの悩みに対し、服薬情報、既往歴、日常生活動作の能力、排泄に関する情報などの断片的な情報から統合的に分析し、課題の背景にある複数の要因を「影響分析&アドバイス」として網羅的に整理した上で、具体的な対策を複数提案します。ベテラン職員のように広い視野で仮説を立て、具体的な対策を検討できるようになることで、施設全体のケアレベルの底上げを実現します。

 本サービスの構築において、ABEJAは、ABEJA Platform上のLLMおよび関連技術に関するノウハウを用いた技術支援をいたしました。
 ABEJAは、RAGを用いて生成AIが誤った情報を生成する「ハルシネーション」のリスクを徹底的に排除いたしました。「教えて!排泄ケア」におけるLLMは、SOMPOケアが有している介護マニュアルや文献など内部のナレッジデータを参照し、その情報に基づいた回答を生成します。これにより、「教えて!排泄ケア」による回答は、根拠のある情報に基づいたものとなり、介護現場で求められる高い信頼性を担保することが可能となります。
 また、ABEJAは、お薬手帳やサービス利用者の基本情報を記載したフェイスシートなどそれぞれに異なるフォーマットから介護に関連した情報を抽出し、薬剤名や既往歴などの重要情報をテキストデータ化することで入力作業を効率化する仕組みも構築しました。記載ミスが許されない重要情報や専門用語が混在するデータの読み取りにおいて、最終的な判断を人が担う「Human in the Loop」のアプローチを用いた業務プロセスで、高い精度と実用性を実現しています。

 「教えて!排泄ケア」のサービス詳細につきましては、こちらをご参照ください。
https://youtu.be/G62CeKbqPPA

 なお、「教えて!排泄ケア」は、2025年12月17日よりトライアル版を無償でご利用いただき、共にサービスの価値を検証してくださる介護事業者様を募集しています。
 詳細につきましてはこちらをご参照ください。https://lightvortex.com/news/20251217-continence-care

 ABEJAは、引き続き幅広い業態・業界の企業に伴走し、人とAIの協調による産業構造の革新を推進します。

<図 1>「教えて!排泄ケア」の相談画面
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<図 2>教えて!排泄ケア相談結果画面
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10628/199/10628-199-44dbf451e3c00edee080ab88e05a8659-1536x1072.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<図 3>教えて!排泄ケアのアクション提案画面
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10628/199/10628-199-594c6265d2c6e571f46f9a343cd870b5-1536x1072.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



 ■ SOMPOホールディングス株式会社について
本社:東京都新宿区西新宿1-26-1
設立:2010年4月1日
代表:グループCEO取締役代表執行役社長:奥村 幹夫
事業:当会社は、次の事業を営むことを目的とする。
(1)損害保険会社、生命保険会社その他の保険業法の規定により子会社等とした会社の経営管理
(2)その他前号の業務に附帯する業務
(3)前2号に掲げる業務のほか、保険業法の規定により保険持株会社が営むことのできる業務
URL:https://www.sompo-hd.com/

 ■ 株式会社ABEJAについて
 ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。

本社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
設立:2012年9月10日
代表:表取締役CEO 岡田 陽介
事業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」
URL:https://abejainc.com

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供: PR TIMES

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