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国際体操連盟が富士通、Acer Medicalと高齢化社会に向けてAIによる運動評価を反映する健康増進型保険サービスの企画で連携|保険ニュース

国際体操連盟が富士通、Acer Medicalと高齢化社会に向けてAIによる運動評価を反映する健康増進型保険サービスの企画で連携


体操競技や新体操などの競技を統括する国際団体である国際体操連盟(注1)(以下、FIG)と富士通株式会社(注2)(以下、富士通)、AIを活用した医療画像処理および予防医学を提供する台湾のAcer Medical Inc.(注3)(以下、Acer Medical)は、Acer Medicalが開発するFIGの高齢者向け体操プログラムをAIでデジタル化するアプリケーションを活用し、FIGが推進する健康増進型保険サービスの企画において連携します。

背景
FIGは、高齢化社会対策ワーキンググループ(Measures for Aging Society Working Group、以下、ASWG)において、高齢者の心身機能が衰弱するフレイル(虚弱)の予防を目的とする体操プログラムを通じ、高齢化社会における健康促進の取り組みを推進しています。将来的には、ASWGの取り組みを通じて、世界保健機関(WHO)の認知症対策に向けたアクションプラン(注4)への貢献を目指しています。このたび、FIGは、Acer Medicalおよび富士通と連携して高齢者向け体操プログラムを強化し、健康増進型保険サービスの企画推進を通じて、高齢者の生活の質向上および健康寿命延伸による各国の医療費・社会保障費削減の支援を目指します。

取り組みの概要
本連携において、富士通の「AI Technologies and Solutions」から提供する骨格認識AIを組み込みAcer Medicalが開発している、高齢者の歩行パターンをデジタル化するソリューション「aiGait(エーアイゲイト)」powered by Uvance(注5)(以下、「aiGait」)を活用した、FIGの体操プログラムをデジタル化するスマートフォン向けのアプリケーションの開発をAcer Medicalが進めています。本アプリケーションでは、FIGのASWGにおいて推奨されているエクササイズを行う利用者の動きをカメラで撮影することで、利用者のフォームを分析し、筋力や可動域といった体の状態を測定し、エクササイズが正しく行われているかを手軽に評価できるとともに、その評価結果に基づいて各利用者に適した運動種目を提案します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93942/485/93942-485-cdf521816a072e1d887174a68f34475f-980x760.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図:ハムストリングス(太ももの裏側)の筋力状況を分析するアプリケーション画面のイメージ


また、本アプリケーションの実証実験を2025年10月19日から10月25日までインドネシアのジャカルタで開催されている「第53回世界体操競技選手権大会」の期間中、現地の高齢者向けに本アプリケーションを体験できる特設エリアにて2025年10月23日から10月24日まで行います。
そして、FIGは、Acer Medicalおよび富士通と連携し、本アプリケーションで測定した利用者のエクササイズ評価や健康診断の受診などを健康増進活動としてポイント化することで、保険料の割引や特典を受けられる健康増進型保険サービスの企画と、本保険の展開に向けて協業する保険会社の選定を進めます。

今後について
本取り組みを通じて、FIGは、高齢者向け体操プログラムの普及を目指すとともに、FIGがグローバルに展開する運動プログラムに参加する約3,000万人を最初のターゲットとする本保険サービスを企画することで、ASWGが目指すスポーツを通じた人々の健康寿命延伸への貢献を加速します。
富士通は、骨格認識AIを通じて、高齢者の健康増進に貢献します。今後も、社会課題を起点とした事業モデル「Uvance」のもと、Uvance Partnerとの共創を通じて、データとAIを活用したDecision Intelligenceによる高度な健康管理サービスを実現し、人々のウェルビーイングの向上を前進させます。
Acer Medicalは、「aiGait」における高齢者の歩行パターンの分析機能を強化し、高齢化社会における予防医療とスマートヘルスケアの需要拡大を目指します。また、医療従事者や介護者からのフィードバックを積極的に収集し、ユーザー体験の向上に努め、ソリューションの実用性と拡張性の向上を目指します。

Powered by Uvance / Uvance Partnerについて
富士通の「Uvance」が目指す持続可能な世界に向けたサスティナビリティ・トランスフォーメーションには、多様な知見と技術を結集し、共に未来を創造するパートナーの存在が不可欠です。これらUvance Partnerは、「Uvance」のオファリングを組み込み、最先端技術やノウハウを活かした革新的なPowered by Uvance製品を開発、提供します。富士通は、Uvance Partnerと共に成長し、ビジネスの拡大と社会課題の解決に向けて取り組んでいきます。

商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈
注1 国際体操連盟:
FIG (Federation Internationale de Gymnastique)
本部 スイス ローザンヌ、会長 渡辺 守成
注2 富士通株式会社:
本店 神奈川県川崎市、代表取締役社長 時田 隆仁
注3 Acer Medical:
本社 新北市(New Taipei City) 台湾、CEO(執行長) Kai-Cheng Hsu
注4 「aiGait」powered by Uvance:
富士通の社会課題を起点とした事業モデル「Uvance(ユーバンス)」のオファリング「AI Technologies and Solutions」から提供する「Fujitsu Kozuchi for Vision」の骨格認識AIの活用により、高齢者の歩行パターンをデジタル化するソリューション
注5 「認知症に対する公衆衛生上の対応に関するグローバルアクションプラン2017-2025」(世界保健機関)

関連リンク
富士通「AI Technologies and Solutions」

本件に関するお問い合わせ
国際体操連盟
TEL:+41 21 321 55 10
お問い合わせフォーム

Acer Medical
Marketing and Public Relations Department
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富士通株式会社
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