■「協働化プロジェクト」誕生の背景――苦い経験と現場から見えた“本当の課題”
弊社グループ会社である介護施設(株式会社LILE THE STYLE、以下LILE THE STYLE)では、かつて紙ベースの管理や属人的な運用が原因で、業務の非効率に悩んでいました。便利なシステムを導入しても定着せず、ITに不慣れな職員からの反発で現場は混乱。職員の大量退職という苦い経験もありました。
この経験から私たちは、ITツールだけを導入する「対処療法」ではなく、企業理念や経営戦略、人事・採用戦略を明確にし、組織づくりから始める「根本治療」こそがDXの本質であると痛感しました。そこで重要となったのが、「人中心のDX」です。つまり、強い組織の上に人材育成とITツール活用を導入することで、ITの定着と課題解決が進むことを実感したのです。
さらに、他の多くの介護施設と関わる中で見えてきたのは、次のような課題です。
セミナーでは、初めてkintoneを使用された方も多くその利便性の高さに感心されるとともに、全国初・広島発の「協働化プロジェクト」に大きな有意性と関心を寄せていただいていました。また7・8月には、LILE THE STYLEのDXのリアルな現場を見学できる「介護DX見学会」も開催します。75歳の事務スタッフをはじめ、現場スタッフ全員が日常的にICTを使いこなす介護の現場をぜひご覧ください。
見学会を含む、「協働化プロジェクト」に関するお問い合わせは、ソラジョウまでお気軽にどうぞ。