IT介護士リーダー育成講座開講｜保険ニュース

～現場のDX化を加速する人材をオンラインで育成～


介護総合支援事業のインフィック株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：増田 正寿、以下「インフィック」）は、介護現場でIT機器を円滑に導入・運用できる人材を育成する「IT介護士リーダー育成プログラム（IT介護士中級）」を開講いたします。本講座は2日間のオンライン受講で資格取得が可能です。開講は年間4回、6月に1期目が開講します。

■IT介護士リーダーを育成する講座開講の背景

　IT介護士とは、介護スキルだけではなく現場に即したIT知識を持ち合わせ、介護現場のIT化を促進できる人材です。インフィックは昨年5月に民間資格を取得できるカリキュラムを開発し、IT介護士初級の講座を開講しました。現在約400名が受講し、受講生から「パソコンやIT機器に苦手意識があったが、明日から積極的に使ってみようと思う学習内容でした」、「IT機器を現場により浸透させるためにもスタッフ全員に受けてほしい内容でした」などの声が挙がっています。下記図１、公益財団法人 介護労働安定センターの「介護労働実態調査」からも読み取れるように、自治体がIT導入補助金を給付したこともあり、介護現場に介護ロボット・ICT機器等の一定の導入は進んでいます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52188/17/52188-17-5e0fc802d4d95c668ea85513fe43ffd1-3074x991.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図１


他方、同センターが行った「介護ロボット・ICT機器等の導入効果について」のアンケート調査で「効果があった」及び「やや効果があった」と回答した介護職員は、下記の場面で効果を感じています。
・昼間の業務負担の軽減
・夜間の業務負担の軽減
・勤務時間（残業などの）の短縮
・業務の活性化
・介護の質の向上

しかし、これらの回答を挙げた介護職員は50％以下でありました。半数以上の介護職員は導入効果を感じたものの、具体的な効果の例を答えることできないということがわかりました。この結果からインフィックは、ここ数年で介護ロボット・ICT機器の導入の障壁は解消できつつあるものの、機器を使いこなし、かつその成果を得るという段階で課題を持っている施設が多い現状があると感じました。

このような背景から、インフィックは、昨年度リリースしたIT介護士初級に続き、介護現場のIT化を推進するためのけん引役になれるIT介護士リーダー育成プログラム（IT介護士中級）を開発し、サービスをリリースします。介護事業者の声を活かした独自のカリキュラム内容に加え、厚生労働省の介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン（改訂版）にも沿った内容を盛り込んでおり、国の指針にも沿ったカリキュラムとなっています。

■講座の特徴

１. 介護施設の現場課題を整理・分析し、最適なIT導入方針を構築
フレームワークを通じて、施設ごとの運営課題や業務負担を可視化。業務の中で何をデジタル化すべきかを具体的に検討し、単なるIT知識の習得にとどまらず「なぜ導入するのか」「どこから着手すべきか」を論理的に考える力を養います。

２. トラブルシューティング力の習得で、導入後の“困った”に対応できる人材育成
「機器がうまく作動しない」「ネットワークの接続が不安定」など、現場で起こりがちなトラブルの原因と対処法をケーススタディで学習していきます。現場の誰かが対応に追われるのではなく、“ITに強い介護士”がリーダーとして解決を主導できるようになります。

３. IT機器導入の“プロセス”を体系的に学習
機器選定・導入計画の立て方から、関係者への説明、導入後の運用ルール整備まで、実際の施設導入に必要な流れを段階的に学べます。導入の失敗やコストの無駄を避け、効果的な定着につなげるノウハウが詰まった内容です。

４. ケーススタディ×ディスカッションによる実践型のカリキュラム
単なる講義ではなく、受講者同士のディスカッションや、実在する導入事例に基づいた課題解決演習を通して、実践力を高めていきます。IT導入の現実的な難しさや工夫の余地をリアルに体感しながら学ぶことができます。

５. 完全オンライン対応。全国どこからでも参加可能
研修はすべてオンラインで完結。地方や都市部を問わず、全国の施設職員が参加できるため、移動や宿泊の手間・コストをかけずにスキルアップが可能です。

６. 補助金対象研修で、法人導入も支援
本プログラムは、令和6年度「東京都 介護DX推進人材育成支援事業」補助金対象研修に認定されています。令和7年度も引き続き対象となる可能性が高く、法人として導入する場合にも費用負担を抑えることが可能です。

■講座概要

講座名：IT介護士リーダー育成プログラム
取得資格名：IT介護士中級
受講対象者：IT介護士初級受講修了者
学習形式：オンライン
学習時間：2日間（13時間）プラス自己学習時間2時程度
　講座日程：6月24日（火）、7月15日（火）
　※2期目以降の日程はWEBサイトで公開中

・資格取得までの流れ
2日間受講→オンライン上で試験→合格者へ認定証を授与
※認定証はインフィックが発行

・受講料（法人向け）
107,800円（税込）／人
　　　　　　　　　
・サービスWEBページ　
https://it-kaigoshi.lp.infic.net/leader

■法人概要

インフィック株式会社
https://www.infic-g.net/
東京都千代田区丸の内 3-3-1 新東京ビル 7F
代表取締役　増田 正寿

プレスリリース提供：PR TIMES

記事提供： PR TIMES