一般社団法人REDWOOD(所在地:大阪府)は、2025年5月10日よりクラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」にて『Caregiver TLC Japan』のための資金調達を開始。
本プロジェクトは、認知症などを抱える家族を介護する「家族介護者(インフォーマル・ケアギバー)」を支援することを目的に、スタンフォード大学およびノースカロライナ大学の教授陣と連携し、日本独自の文化や制度に適応したカウンセリングプログラムを制作する初の試みです。
【背景】
日本では高齢化が加速し、2040年には認知症患者数が584万人、MCI(軽度認知障害)を含めると約1200万人に達すると予測されています。一方で、介護職員は2023年に初の減少を記録し、今後57万人の増員が必要とされています。介護の担い手が不足するなか、多くの介護が家族によって行われているのが現状です。
しかし、日本には家族介護者を支える制度やサービスがほとんど存在せず、精神的・身体的な負担が深刻な社会課題となっています。
【プロジェクトの概要】
『Caregiver TLC Program』は、スタンフォード大学のドロレス・ギャラガー名誉教授らによって開発された、家族介護者向けの認知行動療法に基づくカウンセリングプログラムです。本プロジェクトでは、同プログラムを日本向けに翻訳・再設計し、文化的背景に配慮した内容に適応させます。制作期間は2025年6月~12月を予定し、必要に応じて延長も検討します。
【支援のお願い】 本プロジェクトの制作・ファシリテーター養成には最大1,300万円の費用が必要です。この費用の一部をクラウドファンディングにて募っております。将来的には企業向けの福利厚生サービスとして、また地域の認知症カフェなどでの導入も視野に入れています。
▼クラウドファンディングページ(READYFOR)
https://readyfor.jp/projects/redwood
【プロジェクト体制】
代表理事:鯉谷雅至(社会福祉法人浪速松楓会・理事長・大阪を中心に介護保険施設等を運営)
理事:大平怜也(株式会社ケアクラフトマン・代表取締役・鹿児島県で居宅介護サービス等を運営)
理事:佐々木愛也子(株式会社ニコハチ・取締役・英語学習サービスを運営)
理事:新宅亮子(大手通信会社勤務)
理事:森剛士(株式会社ポラリス・代表取締役・関西を中心にデイサービス等を運営)
アドバイザー:Steven Williams(BOUNDLESS BEAR CONSULTING・PMP, CSM)
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2024年10月スタンフォード大学にて
【お問い合わせ先】 一般社団法人REDWOOD Emai: info@redwoodjapan.com
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