米国で日系企業向けに特化した保険仲介事業会社を設立｜保険ニュース

　豊田通商株式会社（以下：豊田通商）の米国現地法人Toyota Tsusho America Inc.（豊田通商アメリカ）と、米国保険仲介業者のHylant Group Inc.（以下：ハイラント）は、2025年4月に、米国で日系企業向け保険仲介事業を行う新会社「HYLANT＆TOYOTSU Insurance Services, LLC」（以下：ハイラント豊通）を設立しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/769/5/769-5-06d817e00184b11b026ce79123ddff17-2250x1312.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


１．会社設立の背景
　ハイラントは90年の歴史を持ち、損害保険・医療保険などにおいて幅広い専門性を有し、顧客目線に立った保険提案を特徴とする保険仲介業者です。日系製造業が多く集積する中西部・南部地域を中心に事業展開し、業務経験豊かな日本語のバイリンガルチームを備えるなど、日系企業向けに強みを持っています。

　近年、米国に進出している日系企業では、損害保険料の高騰や保険引き受け条件の厳格化により、保険更新が困難になるケースが増加しています。また、医療費の上昇に伴い、企業が負担する医療保険料も高騰しており、人件費に次ぐコストとして経営を圧迫する大きな要因になっています。
　一方、保険は複雑かつ専門的な知識が必要なため、多くの日系企業にとって保険の見直しは容易ではありません。

２．合弁会社の事業概要
　ハイラント豊通は、企業向け損害保険・医療保険や、駐在員やその家族を対象とした個人保険までを一括して提供できる、日系企業向けに特化した保険仲介業者です。
　ハイラントの強みと、多くの日系企業との接点をもつ豊田通商アメリカのノウハウを掛け合わせることで、米国の保険市場と日系企業の両方に精通した保険サービスを提供します。また日系企業の本社側を豊田通商がサポートすることで、日米の両面から、よりきめ細やかに対応することが可能となります。

　日系企業にとっては、複雑かつ専門的な知識を要する米国の保険について、日本語で相談を行うことができ、提案された保険内容を正確に理解できるため、安心して自社の二ーズに合った最適な保険を選択することができます。具体的には、提携する約200社の保険会社の中から、業界特有のリスクやお客さまの事業内容などを熟知したうえで提案された、最適な保険プランを選択することで、保険料の低減が可能となります。

　まずは、中西部・南部地域を中心に事業を強化しつつ、将来的には全米を対象に事業を拡大していきます。

　ハイラント豊通は、お客さまに寄り添った保険サービスの提案を通じて、米国において日系企業から最も頼りにされる保険仲介業者を目指します。


【HYLANT＆TOYOTSU Insurance Services, LLC　概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/769/table/5_1_0f39bea80be1cac203c20e7efbabb39e.jpg ]

【Hylant Group Inc.　概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/769/table/5_2_e952ee578c3f6e574b510d7c512a98d4.jpg ]

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