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【認知症・介護に対するアンケート調査結果】認知症へのイメージの変化は90%以上、介護職への興味関心は2倍に
―「認知症の祖父を避けていたけれど、これからは祖父の家を多く訪れたい」―
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社で、全国に360以上の介護事業所を運営するメディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市/代表取締役社長:山本教雄)は、小・中・高校生を主な対象とし、認知症教育の出前授業を実施しています。そして今回、2022年12月から2024年12月にかけて授業を実施した子どもたちを対象に、認知症や今後の自身の行動に対するアンケートを行い、2025年1月16日に調査結果を公表いたしました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7130/2535-7130-c8ca109a8758ae4e4ba4f6fc0b8ef0c6-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
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認知症教育の出前授業
■「認知症・介護に関するアンケート」調査概要
期間:2022年12月~2024年12月
調査会社:メディカル・ケア・サービス株式会社(自社調査)
対象:当社が「認知症教育の出前授業」を行った小学生~高校生 ※一部大学生や専門学生等も含む
回答数:1,993名 ※質問内容により対象者、対象者数が異なります
調査方法:授業前後にてアンケートを実施 ※学校により事後のみ実施
質問1:認知症を知っているか、認知症を理解できたか
質問2:認知症や介護施設に対して良いイメージに変わったか
質問3:特にためになった内容はどれか(複数回答可)
質問4:介護職に興味があるか
質問5:認知症の方(道に迷っていそう・困っているおじいちゃんおばあちゃんなど)を街で見かけたら、何か行動できるか
<認知症・介護に対するアンケート調査結果>
■約12%の子どもたちの「身近にも認知症の方がいる」一方、6%が「認知症について知らない」
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7130/2535-7130-46aa83d58ef2dde6e15512c8317d5a10-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
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授業前のアンケートで、「ご家族など身近な方が認知症」と回答したのは約12%。65歳以上の方がいる三世代世帯は、年々減少し核家族化が進んでいるが、祖父母などを含め認知症の方が身近にいる子どもも一定数いることがわかる。また、約83%は、「身近にはいないが認知症を知っている」と回答し、多くの子どもたちが“認知症”という言葉を耳にしたことがあるようだが、6%が「認知症を知らない」と認知症自体の認識がない子どももいる。
しかし、授業後のアンケートでは、100%が認知症について「理解できた」「少し理解できた」と回答し、認知症を認識し理解できていることがわかる。
■92%が授業後に「認知症が良いイメージに変わった」と回答
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7130/2535-7130-a90d656817f850f7907aa923457e00f8-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
]
■「祖父母への関わり方がわからなかった」
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7130/2535-7130-01db627d2d8c1f91c6702da13e1f6938-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
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特にためになった内容は、「認知症状」と「認知症の方への声掛けや関わり方」でそれぞれ約40%。
子どもたちの中にも身近に認知症の方がおり、授業後の感想で「私の祖母が最近認知症になってしまい、どう接したらいいかわからなかったけれど関わり方が知れた(小学6年生)」と回答するなど、認知症への正しい知識の普及が必要とされていることがわかる。
■“介護職への興味関心”が、授業後「2倍」に
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7130/2535-7130-d44b5b69c697f091ffae66c3700ce415-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
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授業前は「介護職に興味がある」「少し興味がある」が約24%。対して、「あまり興味がない」「興味がない」という回答は約56%で半数を超えていた。
しかし授業後は、「介護職に興味がある」「少し興味がある」との回答が約50%で、授業前の2倍に。「あまり興味がない」「興味がない」も、約27%と半減した。
「そもそも介護福祉士についてあまり知らなかった。ニュースや新聞などで知られていなかったり、感謝されたりする仕事ではないかもしれないけれど、かげで支えていることに感動した。(中学2年生)」
「おじいちゃんおばあちゃんのお世話をするだけだと思っていたが、お世話をしたり、関わったりする中で、認知症の緩和などをすることができるし、素敵な仕事だと思った。(中学2年生)」
など、そもそも介護士や介護福祉士についてどのような職業かあまり知らなかったという意見が多い。介護職は、特に子どもたちの身近にある職業ではないことから、このような機会を通して、一つの職業としての関心や正しい知識につなげることができる。
■「認知症の方も好きでなっているものではない」。 授業後、“困っている方への行動ができる”が、2倍に
[画像6:
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授業前は、「やろうと思っても勇気がでない」「人見知りなので声がなかなかかけられない」などの意見が多く、「したことがある・できる」が約25%だったが、授業後は約50%となった。「認知症は辛いということは想像しただけでわかるし、認知症でも誰もが住みやすい日本にしたいから道に迷っていたり、困っている人を見つけたら、一緒に警察に行って手助けをしてもらうなど、できる限りは協力したいからです。(小学5年生)」「認知症の方も好きでなっているものではないので、相手が認知症で大変な分、私たちが上手にフォローしないといけないので困っていたら助けます。(小学6年生)」など、勇気を出して行動してみようとする意見が多く聞かれた。
■今までよりも多く祖父母の家を訪れ、元気に過ごしてもらえるようにしたい
<生徒の皆さんからの感想>
・これから、両親や祖父・祖母との(年を取ったときの)関わり方が少しわかったのでとてもためになった。
・介護は大変だけど介護をすることで救われる人もいるから介護の仕事はヒーローのようなもの。介護福祉士さんたちの仕事、頑張りを世界に発信したい。
・介護については、簡単なイメージを持っていたが、コロナ禍に介護施設の人たちが頑張ってくれたおかげで今の日本があることを知り、すごく大きな仕事なのだと思った。また、世間では目立たない位置の介護福祉の大切さ・大変さもわかった。日本の介護は量より質を大切にすることで、人々の健康を守っていると思った。
・福祉サービスを受ければ記憶の整理や認知能力も衰えていくだけではないと知り、日本の介護の充実度も学べた。そのため認知症に対する恐怖を重く抱えすぎず、希望を持って生活していきたいと感じた。
・普段あまり聞かない仕事だったからとても興味深く楽しかった。人の気持ちを読み取ったり、誰かを元気に幸せにしたりするのは、友達の気持ちを読み取るのも大変なのに、それを日常的に行っている介護福祉士さんはすごいと思った。寿司屋のおじいちゃんの動画をみて、認知症になってしまってあんなに元気がなかった人でも、介護福祉士の力やその人の努力で、元気で幸せになれるのだと感動した。私は、周りの人がずっと笑顔で幸せにいてほしいと常日頃から思って行動しているので、介護福祉士はすごく魅力的な仕事に感じた。今度自分でも介護福祉士について調べてみようかなと思った。
・今回の講話を聞くまで、あまり認知症が身近なものだと捉えることができなかったが、誰にでもなる可能性はあると知り、驚いた。そして、認知症は「一度発症したら悪化するだけ」という考え方から、声掛けをすることで、忘れてしまっていることに不安で、元気がなくなっていた人が元気になることがあると知った。お年寄りの方、認知症の方を介護し、幸せにするプロが介護士や介護福祉士であるとも分かり、一日だけで良い仕事なんだと感じることができた。
・私の祖父は認知症で、今までは聞き返されるのが嫌で祖父母の家には行きたくないなと避けてしまっていたが、私たちと話したり、遊んだりすることで元気に過ごすことができると分かったので、これからは今までよりも多く祖父母の家を訪れ、元気に過ごしてもらえるようにしたいと思った。
■認知症の方は年々増加。国民一人ひとりが認知症に対する知識をつける必要性が増している
日本では急速な少子高齢化に伴い、認知症のある方が年々増加しています。日本の総人口は、前年と比べ59万人減少している一方、65歳以上の高齢者の人口は3,625万人で過去最多となり、総人口に占める割合も29.3%と過去最高となりました(2024年9月15日現在推計・総務省)。
また、2025年はいわゆる「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者になるとともに、認知症とその予備軍の方が1,000万人を超えるとされており、自分の大事な人も認知症になる可能性が十分にあります。そんな中、2024年1月、共生社会の実現を推進するための認知症基本法が施行され、一人ひとりが認知症に対して正しい知識を持ち、誰もが暮らしやすい社会づくりに向けて行動していくことが必要とされています。
■当社の「認知症教育の出前授業」について ―認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する―
上記のような社会状況の中、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとして掲げる当社は、2022年12月より、小・中・高校生をはじめとした子どもたちを対象に無償で「認知症教育の出前授業」を開始しました。これまで、36校、3,749名に実施してきました。
自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にある中で、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、 一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、誰もが暮らしやすい社会づくりを目指しています。
●当社の認知症教育の出前授業についてはこちら●
https://www.mcsg.co.jp/features/initiatives/dementia_education/
<認知症教育の出前授業の講師>
―認定介護福祉士の人物モデルとしても選ばれた認知症ケアのスペシャリストー
[画像7:
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認知症教育の出前授業の講師 杉本浩司
杉本浩司
メディカル・ケア・サービス株式会社
品質向上推進部長/コーポレートコミュニケーション部長
認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル/元東京都介護福祉士会副会長
第6回一億総活躍社会に関する意見交換会スピーカー
大学院にて医療福祉学の修士号を取得
介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に介護の面白さを伝える講演をはじめ、日本全国で年間70回、延べ1,000回、聴講者数延べ6万人超の講演実績がある。
●本件に関するお問い合わせ●
メディカル・ケア・サービス株式会社 コーポレートコミュニケーション部
〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー29階
TEL. 048-711-8308 Mail. ml_cc@mcsg.co.jp
■メディカル・ケア・サービス株式会社 会社概要
1999年、埼玉県さいたま市で創業。創業当時より認知症ケアを専門とし、認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家」を中心に、介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」など、多様な介護サービスを展開。現在、全国360以上の介護事業所を運営しています。海外では、中国を中心に有料老人ホームの運営や開発コンサルティング等の事業を展開。
「認知症を超える。」をブランドメッセージとし、認知症のある方も誰もがその方らしく当たり前に暮らせる社会の実現を目指しています。
https://www.mcsg.co.jp/
設立:1999年11月24日
所在地:〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー29階
代表者:代表取締役社長 山本 教雄
社員:約7,200名(2024年9月期)
売上高:396億円(2024年9月期)
拠点:日本国内33都道府県365事業所、海外(中国)8棟
(2025年1月1日現在)
■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)
https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期)
東京証券取引所 プライム市場情報(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
学習教材などの出版・コンテンツ事業、
教科書・保育用品などの園・学校事業など
医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
認知症グループホーム事業、
保育園・学童などの子育て支援事業など
グローバル:150か国以上で活動・事業展開
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:
PR TIMES
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