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【最中屋】AMED令和6年度「介護DXを利用した抜本的現場改善事業」分野1「介護施設等における実証研究」プロジェクトに参画|保険ニュース

【最中屋】AMED令和6年度「介護DXを利用した抜本的現場改善事業」分野1「介護施設等における実証研究」プロジェクトに参画

データに基づくAIケアプラン作成支援システムの研究開発


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131802/23/131802-23-bb40600c3f89861e1ed839bcce59d382-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社最中屋(本社:京都市中京区、代表取締役:結城 崇)は、株式会社全老健共済会(本社:東京都港区、代表:内藤 圭之)が補助代表機関を務める、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「介護DXを利用した抜本的現場改善事業」に採択*1された「データに基づくAIケアプラン作成支援システムの研究開発」プロジェクトに、補助事業分担者として参画することをお知らせいたします。
本事業は、全老健共済会及び公益社団法人全国老人保健施設協会(補助事業分担者として参画)が持つ全国の介護現場との強固なネットワークと、最中屋が持つAI・データ活用技術を融合させ、介護現場の負担軽減とケアの質向上を両立する革新的なDXモデルの構築を目指すものです。
さらに、京都大学大学院医学研究科の黒田知宏教授にも、専門的な見地から助言をいただきます。
*1 https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202C_00058.html

背景:説明可能なAIによる、現場DXの実現へ

介護現場では、深刻な人材不足を背景に生産性向上が急務となっています。特に、利用者の生活の質を左右するケアプランの作成は、質の高いケアと個別化の両立、さらには多職種間での緻密な連携が求められるため、専門職にとって大きな負担となっています。しかし、提案の根拠が不明な「ブラックボックス型AI」では、専門職の納得を得て安全なケアに繋げることは困難です。本プロジェクトでは、提案ロジックが説明できる「ホワイトボックス型AI」の活用が不可欠であると考えます。

共同開発するパッケージモデルの概要

本研究開発では、全国老人保健施設協会が推進するケアマネジメント方式「R4システム」の考えを取り入れ、以下のシステムを統合したパッケージモデルを構築します。
1. AIケアプラン生成支援システム「ミタスト for Care Plan」(開発:最中屋)
LIFE(科学的介護情報システム)のデータ等を分析し、利用者の状態像とアウトカムの関連性に基づいたルールと、自然言語処理技術を組み合わせ、提案根拠を明示したケアプラン原案を自動生成します。さらに、チャット機能による多職種連携を支援し、チームケアの質と効率を高めます。
2. タイムスタディアプリ「ハカルト」(開発:最中屋)
ケアプラン作成や多職種連携にかかる時間を客観的に計測・可視化。本事業専用のカスタマイズを行い、導入効果を正確に測定します。

実証事業の体制と今後の展望

本事業は、全老健共済会を代表機関とし、システム開発を担う最中屋、本パッケージの横展開と医療・介護の専門的知見からの助言等を担う全国老人保健施設協会、AI技術の活用に関するデータ分析を行う京都大学大学院医学研究科、および全国5施設の「超強化型老健」等が参画するコンソーシアム体制で実証実験を行います。代表機関である全老健共済会がプロジェクト全体の統括と現場への導入・定着支援を担い、最中屋が技術開発パートナーとしてシステムの開発・改良を担当します。
この実証を通じて、ケアプラン作成時間削減の有効性を定量的・定性的に評価します。将来的には、本事業で確立したDXモデルを全国の介護施設へ広く普及させ、利用者のQOL向上と持続可能な介護システムの実現に貢献してまいります。
【全老健共済会概要】
設立:1992年6月29日
代表取締役社長:内藤 圭之(2025年10月1日現在)
事業内容:介護老人保健施設運営上のさまざまなリスクをカバーする「介護老人保健施設総合補償制度」の取扱代理店として発足以来、損害保険代理店業、リスクマネジメント関連事業、広告代理店業、出版・印刷事業など介護老人保健施設に関連する事業を幅広く展開している。
https://www.roken.co.jp
【全国老人保健施設協会概要】
設立:1989年12月22日(設立許可)、1990年1月4日(設立登記完了)
会長:東 憲太郎(2025年10月1日現在)
目的:全国の介護老人保健施設の一致協力によって、高齢者等が自立して生活できるよう、地域社会の健全な発展を図るとともに、保健医療 サービスおよび福祉サービスの質の向上確保に係る調査研究等を行い、もって高齢者等の保健医療の向上および福祉の増進に寄与することを目的としている。
https://www.roken.or.jp
【京都大学概要】
創立:1897年6月18日
総長:湊 長博(2025年10月1日現在)
ビジョン:高い倫理性に支えられた「自由の学風」を標榜しつつ、学問の源流を支える研究を重視し、先端的・独創的な研究を推進して、世界最高水準の研究拠点としての機能を高め、社会の各分野において指導的な立場に立ち、重要な働きをすることができる人材を育成する。
https://www.kyoto-u.ac.jp/
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社最中屋 広報担当 鎌田
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