|

金融ビックバンから19年、保険料自由化から17年!|とれたて!損害保険|上野 直昭

とれたて!損害保険|上野 直昭

とれたて!損害保険

Check

金融ビックバンから19年、保険料自由化から17年!

「金融ビックバン」と言って分かる方も少なくなってきたように思います。

 

「金融ビッグバン」は、1996(平成8)年11月に第2次橋本内閣が提唱した、金融制度改革のことをいいます。英国のビッグバンと区別する意味で、日本版ビッグバンとも呼ばれていて、金融市場の規制を緩和・撤廃して、金融市場の活性化や証券業界の国際化をはかろうというものです。

 

具体的にはこんなことが実施されました。

◆外為法の改正

外為法を改正して、一般企業でも外貨を自由に取引できるように、外国為替業務の自由化をはかり、個人でも外貨預金が自由に持てるようになりました。

◆銀行と証券、生保と損保の業務の相互参入

銀行業務と証券業務の垣根を取り払う規制緩和が進められ、持ち株会社を通して、銀行は証券業務に、証券会社は銀行業務に参入できるようになりはじめました。

一方、保険業界でも、生命保険と損害保険の業務相互乗り入れが本格的に始まりました。

◆間接金融から直接金融へ

企業の資金調達方法が、銀行借入れから、株式や社債の発行による方法に変わり、個人の貯蓄方法も、預金から投資信託や株式などの商品に移り始めました。

 

こうした中、御用船団で守られていた保険業界は1998(平成10)年7月には「保険料の料率が自由化」されました。

保険会社毎にリスクを判断して自社での保険料を算出するというもので初めてレーティン癖競争=価格競争が始まりました。旧財閥系でこの会社はこの保険会社という流れも、このタイミングでかなり変わり、これまででは絶対に声すらかからなかった大企業からも相見積もりの依頼が多くあったことを思い出します。

「リスクをきちんと判断して保険料を算出する」っていう行為は保険会社からして当たり前のことですよね。力がある保険会社は安い保険料を提案出来、レーティング力の強い保険会社は次から次へと他社からの契約切り替えをしていた時代でもあります。一方、守るサイドですと他社からのレーティング競争に勝つために無理な位の保険料価格を提示し、奪取されるよりはましといった感じで自分で自分の首を絞めるような価格競争の中に取り込まれた時期でもありました。

 

懐かしいですね。

保険料自由化から17年!!

損保業界は合併に次ぐ合併で大手三社で80%以上の寡占状態と維持し、価格競争では負けない体力を有するようになりました。

 

でも、まだまだ自由化の恩恵にあやかっていない業種・業態もあるようです。先般、ある業種の火災保険の見積もり依頼があり、単に複数社の保険会社をご紹介しただけですが、従来の保険料570万円をはるかに下回る370万円だったり300万円だったりとの保険料がドンドン提示されてきました。無理にリスク判断をしている訳ではなく通常通り機械見積もりを作成したらこんなにも違う保険料が算出されるのです。

 

何度も言いますが、保険料自由化から17年。恩恵を受けているのは一部大手会社のみのような気がします。

もう一度、保険料「相見積もり」を取ってみては如何ですか?

もしかすると今の保険料の半分とかの驚きの保険料がスッと提示されるかもしれませんよ。

 

 

関連キーワード:
生命保険  
損害保険  
access
保険
保険

とれまが保険は、一般社団法人日本ライフマイスター協会、一般社団法人保険健全化推進機構結心会、Insurance Service、三井住友海上、aflac、セコム損害保険株式会社、富士火災インシュアランスサービス株式会社、ひまわり生命、エース損害保険株式会社、HOLOS Planning、KABTO、アイアル少額短期保険株式会社の監修・記事提供を受けて運営されています。当サイトは閲覧者に対して、特定の金融商品を推奨するものではありません。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

一般社団法人 日本ライフマイスター協会 一般社団法人 保険健全化推進機構 結心会 Insurance Service

三井住友海上 aflac セコム損害保険株式会社 富士火災インシュアランスサービス株式会社

ひまわり生命 エース損害保険株式会社 HOLOS Planning KABTO アイアル小額短期保険株式会社

保険代理店 (485)

  •  生命保険

    生命保険(せいめいほけん)とは、人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するもの。生保(せいほ)と略称される。

  •  がん保険

    がん保険(がんほけん)とは、日本における民間医療保険のうち、原則として癌のみを対象として保障を行うもの。癌と診断された場合や、癌により治療を受けた場合に給付金が支払われる商品が多い。保険業法上は第三分野保険に分類される。

  •  医療保険

    高額の医療費による貧困の予防や生活の安定などを目的としている。長期の入院や先端技術による治療などに伴う高額の医療費が、被保険者の直接負担となることを避けるために、被保険者の負担額の上限が定められたり、逆に保険金の支給額が膨らむことで保険者の財源が...

  •  年金保険

    年金保険(ねんきんほけん)とは、保険の仕組みを使い、保険料の拠出が前提となっている年金制度。主として私的年金のことを言うが、公的年金の仕組みを指すこともある。 先進国の公的年金はほとんどが保険料の拠出を前提とする制度を採用しており、財源を税のみで給...

  •  自動車保険

    自動車保険(じどうしゃほけん)とは、自動車の利用に伴って発生し得る損害を補償する損害保険であり、強制保険と任意保険とに分類される。農協や全労済などで取り扱うものは自動車共済と呼ばれる。

  •  損害保険

    損害保険(そんがいほけん、英: general insurance, non-life insurance 、仏: assurance de dommages)は、損害保険会社が取り扱う保険商品の総称。略して損保(そんぽ)とも呼ばれる。

  •  火災保険

    火災保険(かさいほけん)は損害保険の一つで、建物や建物内に収容された物品(住宅内の家財用具、工場などの設備や商品の在庫など)の火災や風水害による損害を補填する保険である。

Copyright (C) 2006-2017 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.